寒い時期に多くの人を悩ませる冷え性。単に手足が冷えるだけでなく,いろいろな症状が出ます。病院での治療もあまり行なわれません。冷え性特有の症状やその原因などについての情報を取り上げました。
寒くなってくると多くの女性を悩ませるのが,冷え性。男性でも冷え性の人はいますし,冬場だけでなく,一年中冷えで携帯カイロなどが手放せない人も少なくありません。よくあるのが手足の先など末端の冷えです。腰などが冷えるケースもありますし,体全体で寒気を感じることもあります。いずれにしても,いわゆる西洋医学では病気として対処されることはほとんどなく,不定愁訴の一つとして扱われることが多いです。漢方などの東洋医学では,病気の手前の状態,また病気のサインとして捉えられて,状態に合わせて薬を使うようなことがあるでしょう。どんな症状があって,どんな方法で改善するにしても,現代人の生活は体を冷えやすい状態にあることを知っておくと良いでしょう。
冷え性という状態そのものが非常にあいまいなものですので,その症状も非常に多岐に渡ります。手足のしびれ,顔のほてり,胃の不快感,頭痛や頭重感,めまい,倦怠感,不眠などです。体温や血流の調整をしているのは自律神経ですから,自律神経のバランスが崩れた状態だと,冷え性が起きることがあります。そのようなときに,このような冷え性以外の不定愁訴が現われることがありますし,また冷えや血行不良による不快な症状が見られることも多くあります。場合によっては,うつ症状のような,気分の落ち込みやその逆のヒステリー,不安感や焦燥感,無気力状態などになったりもします。肩がこったり肌が荒れたりすることもあるでしょう。
冷え性を起こしている原因は何でしょうか?冷え性という症状そのものの原因としては,大きく3つ挙げられます。まずは低血圧です。血圧が低いために手足の先など末端まで血液を送ることができずに,冷えるようになります。ひどい場合は,内臓への血流も少なくなり,内臓の機能が低下するかも知れません。別の原因は,貧血です。心臓がしっかり血液を送り出していても,その血液が薄い,つまり熱源になる酸素や栄養素が血液の中に不足しているために,冷え性が起こります。最後は,心臓や動脈などの働きをコントロールしている自律神経がバランスを崩しているときです。筋肉を緊張させる交感神経,弛緩させる副交感神経がうまく働いていないために,冷え性が起こります。
このように様々な問題が原因で起きる冷え性ですが,現在では冷え性対策製品が販売されています。最近ではサプリメントも数多く販売されていますから試してみるのもよいでしょう。