寝不足による症状

 「寝る間を惜しむ」という言葉がありますが,大切なことや好きなことを夢中でしていると,寝ることを忘れてしまうものです。気が付けば明け方になっている,ということもあるでしょう。このような状態は一般的に「寝不足」とか「睡眠不足」といわれて,誰でも陥りがちな問題です。一晩や二晩程度寝不足になるのは次の日にフォローすることができますが,何日も続くと体にいろいろな症状が出てきます。当然十分眠れていないので,頭がボーっとしてきます。日中の活動に支障が出ることもあるでしょう。疲れが取れなかったり,肩がこったりするような症状も現われます。どうしても睡眠時間を削らなければならないことになる場合があるかも知れませんが,それが長く続かないよう注意すべきです。

寝不足の解消法

 寝不足の解消法はただ一つ,時間を見つけて十分休息を取ることです。人の体は毎晩十分の睡眠を取って疲れを癒し,体の状態をリセットするようになっています。それができていない状態だと,上記のような症状が出てしまうことになりますし,生活リズムが崩れることにもなりかねませんから,注意が必要です。日中に仕事をある程度片付けられるように時間配分をするとか,ゲームや趣味などに使う時間を制限するなどして,毎日適度な睡眠が取れるようにしましょう。1週間ほど行動パターンを記録するなら,意外と無駄な時間を過ごしていることに気付くかも知れません。そのようにして自己管理をすることが,寝不足解消法の最も有効な手段と言えます。また,今ではいろいろな寝不足解消グッズも出ていますから,それらを活用するのも良いでしょう。

寝不足と不眠症

 寝不足と不眠症はどう違うのでしょうか?寝不足はその人の健康状態に関係なく,何かをしているので睡眠時間が十分に取れてない状態のことです。それに対して不眠症は,何もせずベッドに入っているものの眠れない,または十分の睡眠時間が取れてない状態と言えます。つまり,不眠症は病的な要素があるということになります。旅行やストレスなどで一時的な不眠症になることもありますが,慢性的に寝不足の状態が続くと,不眠症が考えられます。心療内科などを受診して治療を受けると良いでしょう。また,日中に陽に当たるようにして,眠る数時間前から明かりを落とすようにすると,睡眠に必要なメラトニンという物質が分泌されやすくなります。生活習慣の見直しも必要でしょう。

寝不足・不眠症にはアロマ

 疲れているのになかなか寝付けない方や,短い睡眠時間の中でより効果的に疲れを取りたいという人が増え,最近では様々な安眠グッズが発売されています。NASAが開発した素材を使った枕や,寝る直前に聞くCDなども出ていますから探してみると良いでしょう。中でも特にオススメなのがアロマです。
 アロマは精神を安らげる効果があるとして一般的に広く使われていますが,最近では安眠専用のアロマも出ています。この安眠のためのアロマには,ストレスや緊張感,不安や怒りなどを和らげてくれる成分が多く使用されていて,穏やかな眠りに誘引してくれます。液体タイプのものであれば,お風呂に2〜3滴たらすだけで良い香りが浴室内に広がり,ともとてもリラックスしたバスタイムを過ごすことができ,ほのかに香りも残りますので眠り安くなるでしょう。また,ティッシュに数滴染みこませて枕元に置いておくだけでも良いでしょう。またキャンドルタイプのアロマも売られています。寝る前に横になり,明かりを消してキャンドルの明かりとアロマの香りで気分をリラックスさせれば,気持ちよく眠りに入ることが出来るでしょう。




寝不足の症状と解消法