よくある症状でありながら意外と危険の潜んでいるお腹のむくみ。軽く考えがちですが,病気が原因で起きることがあります。ここでは,お腹のむくみの原因や解消するための方法などについてまとめています。
誰でも判断できる体の異常の一つに,むくみがあります。むくみとは,細胞内の水分が過剰に増えて溜まっている状態のことを言いますが,原因はさまざまですし,むくみの出る部位もさまざまです。何らかの病気が原因で体内の水分のコントロールができてないことも考えられますし,筋肉の働きが低下することで不要な水分をリンパの流れに乗せて排出できない場合もあります。いくらマッサージをしたり食事のバランスを整えたりしてもむくみが解消しない場合は,腎臓や肝臓などの機能低下といったことも考えられますので,早めに病院を受診することが大切です。特に,お腹のむくみなど体(胴体)がむくむ時には注意が必要です。
立ち仕事などで足がむくむことを経験している人であれば,他の部位が少しむくんでもあまり気にしないかも知れません。しかし,それがお腹のむくみであったり急に起きたりしたようなときには,「そのうち引くだろう」という考えではいかないでしょう。心臓や腎臓などの異常が原因でむくむことが多いようです。心臓が弱っていれば体内の水分を血管を通してやり取りすることが難しくなりますし,腎機能が低下していれば排尿することが困難になります。そのような場合には,むくみを取ることよりも病気を治療することが先決です。案外軽く考えやすいむくみですが,いろいろな病気でその症状の一つとされていますので,気を付けるようにしましょう。また,便秘でお腹がむくんでいると感じる人も多いようです。しばらくお通じが無いような人は便秘が疑われるかもしれません。
お腹のむくみに限らず,いろいろな部位のむくみでは,水分を血管やリンパ管に乗せて運ぶことができにくくなっていますので,マッサージすることが解消に役立ちます。心臓に遠いところから心臓に向かって軽くさする程度でリンパの流れは良くなります。リンパ管は体の内側のラインに沿って通っていますので,脇腹から脇の下に向かって流すと良いでしょう。また,適度な運動をして筋肉を鍛えることも大切ですし,水分をよく取ることも必要です。それから,むくみが起きるときには,体内のナトリウム量が多くカリウム量が少なくなっていますので,塩分を減らし生野菜や果物などを食べるようにすることも効果的です。いずれにしても,長引くときや程度がひどい場合は,病院へ行きましょう。また,便秘が原因の場合は,食物繊維が豊富な食べ物と食べたり,サプリメントを飲むなどで解消することが出来るでしょう。